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suburban life

スギヤマ

音楽業界にて楽器テクニシャン、マネージャー時代の大失敗なトラウマを経て宅地建物取引士兼Fプランナーとして活動。現在は禁Drペッパー中


スギヤマです。

何事でも、正確な情報を伝えると言うのは大事な事ではありますが、自分の事を伝える上ではどうでしょう...。

なかなか、めんどくさい人というレッテルをはられてしまう場合もございます。

例えば、初めてお会いさせていただく方との良くある会話です。
いくつになられるんですか?
「〇〇歳です」
「スギヤマさんは?」
「〇〇歳です。あっでも3月生まれなので、学年では一つ上なのですが、、。」
早生まれなため、同じくらいの年齢の方へは、必須のセリフです。もうアラフォーの世代では、学年なんてどうでも良く、言わなくてもいいじゃんと思いつつも、100回以上は言ってます。
結局は虚勢を張ってる?歳上かどうかにこだわってる小さな男に思われてしまいます...。

また、私の出身は東京都府中市なのですが、やはり誰も何とも思ってないのに、出身地を聞かれると
「東京です...。」
の後すかさず、
「東京と言っても国分寺です。住所は府中ですが...。へへへ」
上記の意図とする事は、
"「東京」と回答するのは、後ろめたいし、最寄りは国分寺駅なので...「国分寺」でも、正確には「府中」です。品川駅が実は港区だったりするのと同じ感覚なのですが、その場合どっち?でしょうね、へへへ。"
みたいなことです。
正確に伝えなければと思っても、相手の方は別にそこまで求めてなければ、単なる「空気の読めない面倒くさい奴」になってしまってる分けで、適当?適宜?会話の中にもそういった感覚が必要ですね。

まあ、面倒くさい奴ついでに、折角なので少しだけ2つの街についてお伝えさせてください。

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府中は大化の改新後からある、「武蔵国」の国府。大國魂神社とその参道(馬場大門のケヤキ並木)は府中の歴史を感じる事ができる場所です。
駅前でも緑が多く点在しており、ケヤキの年輪なんてすごいものです、、、。

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毎年5月のGWに行われてる大國魂神社の「くらやみまつり」は、70万人ほどが訪れる相当大きなお祭りです。最終日のお神輿を担ぐために、府中のコミュニティに参加してる人も多く、祭のために一年を過ごしてるブラジル人的思想の方もいらっしゃるくらいです。
ちなみに、神社近くには、東京競馬場があります。
「ダービー」なんか見た日には鳥肌もんですよ。

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「年輪」「祭」に「競馬」なんか加わったら、それはもう「サブちゃん」か「府中」を連想させるキーワードであります。特に「祭」はサブちゃんには及びませんが、府中は年間でもかなりの「祭」が開催されており、その影響からか、周辺地域に比べて、コミュニティ意識が高く、人との繋がりの強い街だと思います。(ちなみにサブちゃんは八王子ですね。)

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一方で国分寺は、少し前までは「サブカル」、「アングラ」感が漂っており、古着屋、古本屋、中古レコード屋、古アパートが点在しておりました。いなたい街といった感じでしょうか、、。
残念ながら、再開発と時代の流れもあり、かつての「イイ感じの雰囲気」や「ロックな文化」がほぼ消えつつありますが、まだ、個人経営のちびちびと飲るのに最適な飲み屋が沢山あります。
特に国分寺駅の南口は、老若男女問わず、どんな人でも気軽にカウンターに座れるお店が多いです。専らは知人と語らうお店として利用しますが、たまに、一人で座りながら一点を見つめ「負け犬」を演じるのも乙なものです。

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もつやきも餃子も安いです。そして味は間違いないです。

郊外はベットタウンの印象が強いかも知れませんが、歴史と個性溢れる街沢は山ありますよ。そして、公園(緑)の多さと住環境の広さ、金銭面の圧迫が少ない事でストレスもたまりにくいのか、平均寿命が実は長いと言うデーターもあるくらいです。
住む街を探してる方、一度ご検討してみてくださいませ。





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