梅雨のある雨の休日にボードゲームを買いました。
普段、我が家ではおもちゃを買うのは誕生日か正月かクリスマスだけと決めているのですが、
雨の日に外出できず欲求不満の猛獣三匹の不機嫌に耐えかねて、
親の方からボードゲームを買うことを息子達に提案しました。
皆様はボードゲームというとなにを思い浮かべますか?
40代の私がこどものころ遊んだボードゲームといえば、「人生ゲーム」です。
おもちゃ屋さんに行ってみると今もありました。(しかもいろんなバージョンがあるようです。)
あと、でんしゃ好きだったオトウチャンは「日本特急旅行ゲーム」というボードゲームが大好きだったのを覚えています。
ブルートレインがほぼ全滅し、在来線の特急が激減した現在ではもちろんそんなものは存在せず、
店頭には「ドラえもん日本旅行ゲーム」なるものが並んでいました。
今回は親の出資なのですが、いざ買うとなると三人兄弟の合意を得るのがヒトシゴトです。
せっかく親がめずらしく「買ってやろう」と言っているのにもかかわらず、
彼らはお構いなしに一人一人ワガママを存分に発揮します。
・・・というわけで、個人的には本命と思っていた「人生ゲーム」があっさり却下され、
自分としては妥協したつもりの「ドラえもん日本旅行ゲーム」もほぼ問題にもならず、迷宮入りするか・・・
と思った矢先に、長男が見つけたゲームで次男三男の同意を得て、晴れて決定しました。
このブログの写真に写っているものが今回購入したゲームです。
リバーシ(オセロ)・将棋・バックギャモンのような定番系ボードゲーム20種と、
ビリヤード・ボーリング・バスケットシュートゲームなど10種のアクション系ボードゲームがセットになり、
なんと30種類のゲームが楽しめるものでした。
昔からこの種のセット系ボードゲームはありましたが、まさかここまで来ているとは知りませんでした・・・
オトウチャンも納得のリーズナブルなお値段ということもあって購入し、家に帰ると早速三兄弟で遊んでいました。
子供にどんなおもちゃを与えるかについて、各家庭によっていろいろな方針があると思いますが、
我が家では携帯ゲーム機やテレビゲーム機は(今のところ)与えないことにしています。
そのような禁止事項を親が一方的に決めるのは、ひょっとすると親のエゴかもしれないとも思いつつ、
なぜかボードゲームのようなアナログ系のゲームで遊んでいるとなんとなく「健全な」感じがしてしまいます。
息子達3人ともが親のコントロール下にあるのはもう少しの間だけかと思いますので、その間くらいは、
教育という名の親の主観につきあわせていいのでしょうか・・・
・・・ともあれ、息子達がリビングで3つの頭を寄せ合ってボードゲームに興じている姿を見ていると、
なんとなく安心した気持ちがわき上がって来ます。
このボードゲームがぼろぼろになるまで兄弟で仲良く遊んでほしいと、オトウチャンは願わずにはいられません。
ケイジ