第19回公共建築賞の表彰式が開催され、大東市公民連携北条まちづくりプロジェクト「morineki」が「公共建築賞・優秀賞」に選出されました。
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優れた公共建築を表彰することにより、
公共建築の総合的な水準の向上に寄与することを目的とした公共建築賞の表彰式が開催されました。
この度、ブルースタジオが設計監理を行なった「morineki」が、
大東市とともに市営住宅の建て替えを民間主導の公民連携型で進めた国内初のプロジェクトとして評価いただき、近畿エリアにおいて公共建築賞・優秀賞に選出されました。
近畿地区審査委員会の鈴木毅審査委員長からは、高齢化で自治体予算減となる時代において公民連携により地域環境の向上を実現できたことを評価いただきました。
選出後は、全国各エリアの優秀賞を対象に2次審査が行われ、国土交通大臣賞が選出されます。
morinekiとは
生駒山系飯盛山の深い森と権現川の清流に寄り添う大東市北条地域。「morinekiプロジェクト」は地域の軸となる市道北条12号線と権現川に隣接した場所にあります。
74世帯の市営住宅「もりねき住宅」、都市計画公園「もりねき広場」に隣接した店舗、オフィス棟「もりねきのみち」からなるプロジェクトです。
飯盛山や森を表す「もり」と河内弁で"近くに"を意味する「ねき(根際)」から名付けられた本プロジェクトが、この場所を中心として北条のまちづくりの根となり幹となり実り多き未来を育みます。
次世代につながる住宅地域の再生をはかるために、エリアに点在する公的資産を活用し、一体的、段階的にエリア開発をすすめたスタートアップ事業です。全国で初めてPPP(公民連携)の事業手法を用いて借上げ公営住宅・民間賃貸住宅の住宅棟・生活利便施設等の整備を行った試みとなります。