ブルースタジオ2作品が2024年度グッドデザイン賞を受賞しました
- 受賞
ブルースタジオが手がけた2つのプロジェクトが2024年度グッドデザイン賞を受賞しました。
■グッドデザイン金賞(大賞候補ノミネート)/ グッドデザイン・ベスト100 受賞
障害者シェアハウス+シェア店舗
はちくりはうす
【概要】
障害者と介助をする人達にとって、このシェアハウスは建物内で関係が閉じた従来の施設ではなく、同様に障害のある人々や地域の人々も関わる場であり、ひらかれた環境の中で社会生活を営む事ができる場所である。障害者自立支援の為の居宅介護事業所とショートステイルームを併設し、1階玄関横には日替わりのシェア店舗が表通りに面している。
【審査委員の評価】
障害者の方達が施設の中で生活するのではなく、地域の人々と混じり合って自然に暮らせる場が実現されているのが素晴らしい。障害者と母親やヘルパーの方達が一緒に暮らせるだけでなく、1階のカフェに地域の人々が色んな形で関われる仕組みができている。ここを中心に地域の人々の輪が広がっていくような魅力的な場になっている。社会とは本来こうあるべきという姿が、障害者の娘さんを持つ一人の母親の力で見事に提示されている点を高く評価した。
▶︎ 受賞ページ:https://www.g-mark.org/gallery/winners/24820
▶︎ プロモーション動画:https://youtu.be/YSkX7d6meh4
■グッドデザイン賞 受賞
総合住宅展示場のセンターハウス
miyamae hut
【概要】
住宅展示場のセンターハウスとその外構部分をあえて「周辺地域住民にひらかれたサードプレイス」とすることで、展示場全体を「理想の暮らしのリアルを共有する場」と定義しました。地域住民が日常的にここを訪れ、チャレンジできる場所として、センターハウス内にシェア店舗を併設。今ではテラス、外構も含め活発に地域住民に活用されています。
【審査委員の評価】
都市の中の一般的な住宅展示場は、まるで舞台セットのように美しくも生活感のない住宅が整然と並び、住宅を購入する目的をもってそこを訪れる人以外にとっては足を踏み入れにくい。その場所を、あえて地域に開放するこの試みは、コミュニティをデザインし醸成させる好事例であり、応募者の経験が如何なく発揮されている。 住宅事業者にとっても、近隣住民がここをサードプレイスとして活用しながら知らず知らずのうちに「夢の暮らしのリアル」を体感してくれる効能は歓迎されるものであろう。 このプロジェクトが呼び水となり、全国の少々寂しい住宅展示場に同様の試みが行われる期待が膨らむグッドデザインと評価する。
▶︎ 受賞ページ:https://www.g-mark.org/gallery/winners/27384
▶︎ miyamae hut webサイト:https://hut.hitweb.co.jp/miyamae/
▶︎ miyamae hut インスタグラム:https://www.instagram.com/miyamae_hut/
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11月1日(金)〜11月5日(火)の期間、全受賞作が紹介されるイベントが開催されます。
はちくりはうす、miyamae hutの紹介パネルも展示予定です。ぜひお越しください。
GOOD DESIGN EXHIBITION 2024
会期 11月1日(金)~11月5日(火)
会場 東京ミッドタウン内各所
内容 グッドデザイン賞受賞作品展示(説明パネル等の出展)
入場無料
詳細はこちら https://www.jidp.or.jp/ja/2024/10/01/2024gde