木造オフィスビル「OS melia」が竣工を迎え内覧会及びレセプションパーティーを開催しました。
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この度、木造オフィスビル「OS melia」が竣工を迎え内覧会及びレセプションパーティーを開催しました。
都市中心部の多くを占める「小規模オフィスビル」を木造化し、都市の木質化を推進するこのプロジェクトでは、まちの大家、まちの設計事務所、そしてまちの工務店でも実現可能な建築設計を提案しています。
レセプションパーティーには「TOKYO WOOD TOWN 2040 山と木と東京」展のディレクターで日本総合研究所の井上岳一氏をお招きし、小規模木造ビルから広がる『都市の面的木造化』の可能性について、ブルースタジオのクリエイティブディレクター大島とのトークイベントを開催しました。
「都市の面的木造化を実現するために必要なものは何か」というテーマのもと、森の研究を長年続けてこられた井上さんに、現在の木材流通の課題点をご説明いただき、都市から山にお金が戻る仕組みの重要性についてお話しいただきました。
今後の都市の木造化の進め方についても参加者と共に議論が行われました。小規模ビルの維持が厳しい現代において、木造ビルへの建て替えは依然として高いハードルがありますが、ビルの維持を単独の問題として捉えるのではなく、「まち」の課題として、個々の不動産の維持や設計を考えることが重要であるという意見もあり、有意義な交流の場となりました。
まちの大家の小規模木造ビルによる
都市の木造化 促進計画
OS melia 木造建替プロジェクト
