古いものと新しいものの組み合わせによるアイコニックな存在。まちのアイコンとなる「Tre-stella square(トレステラスクエア)」
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このたび品川区大井3丁目に、東京ディフェンス株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役:山田邦博)ならびにエムハウス株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役:山田義典)による新築建物が竣工、テナントとして株式会社クオリス(本社:大阪府大阪市生野区 代表取締役:雨田武史)が運営する認可保育園「クオリスキッズ大井町保育園」がオープンしました。設計・監理は株式会社ブルースタジオ(本社:東京都中野区 代表取締役:大地山博)が手がけました。
本プロジェクトは大井町を中心に地域密着型の不動産管理業を営む施主が、過去と未来の交差をテーマに、まちのアイコンとなる建物ブルースタジオと共同で企画。用途地域上は中高層建築が可能な土地でありながら、2層+屋上園庭で構成される保育園のための建物として計画しました。また、テナントに保育園を入れるに当たり都市型保育園における騒音やプライバシー確保といった閉鎖的な空間にならざるを得ない課題にも取り組みました。
本建築は「古いものと新しいものの組み合わせによるアイコニックな存在」として、まちへの親和性を意図しました。かつての大井町を象徴するものとして、産業が栄える過程で伝統素材として用いられることが多かったレンガを用い、グラデーション積みによる新しい表現に挑みました。加え、歴史や積み重ねの表現として用いられることの多い版築をあえて明るいパステル調カラーで構成。また、縦長の開口部やレンガスクリーンによる採光によって、外部からの視線の遮蔽と室内空間の開放感という、相反する機能の両立を図りました。
【建築概要】
名称:Tre-stella square(トレステラスクエア)
所在地:東京都品川区大井3丁目17-11
交通:大井町駅より徒歩9分
建築主:東京ディフェンス株式会社、エムハウス株式会社
事業主・運営:株式会社クオリス
企画・設計・監理:株式会社ブルースタジオ(石井健, 岩田啓治、義山宗生、河野摩周、寺田晴香)
構造設計:株式会社川村構造設計室(川村大樹, 丸山康太郎)
設備設計:有限会社EOSplus(高橋翔, 肥田あゆみ)、ジーエヌ設備計画(五木田正和)
施工:サンユー建設株式会社
レンガ施工:株式会社東京ブリック社
左官施工:有限会社原田左官工業所
構造規模:RC造地上2階建
建築用途:認可保育園
敷地面積:231.69m2
延床面積:360.21m2