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「双葉駅西側地区災害公営住宅等設計業務委託」 公募型プロポーザルにて最優秀提案者として選定されました

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このたび、株式会社ブルースタジオ(本社:東京都中野区 代表取締役:大地山 博)・パシフィックコンサルタンツ株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:重永 智之)設計共同体は「双葉駅西側地区災害公営住宅等設計業務委託」公募型プロポーザルにて、最優秀提案者として選定されました。

■ 提案コンセプト
標葉の谷戸に抱かれた フロンティア(開拓者)と共に育む なりわい集落

「標葉の谷戸」という原風景の尊重と帰還者のアイデンティティーを尊重し、帰還者と「フロンティア・開拓者」が共に営む、「なりわい」をきっかけとした能動的な「なりわい居住」を復興の原動力と位置付けるビジョンです。
さらに計画全体を複数の小規模工区に分けるなど地元事業者が参画しやすい仕組みや、活動情報を継続的に発信し続けていくプロセスのデザイン、シビックプライドを醸成するためのエリアプロモーション、持続的な暮らしよさを保つためのまちづくり会社の設立、エネルギー自立性向上のためのスマートコミュニティの検討など、復興に向けたモノ(空間デザイン)・コト(ブランディング・プロモーション)・時間(プロセスや仕組みづくり)をトータルで提案しました。

■対象事業
町内全域が福島第一原子力発電所事故に伴う避難指示区域に指定されていた双葉町(令和2年3月、一部解除)では、JR常磐線双葉駅周辺の約555haを特定復興再生拠点区域として、2022年春ごろの避難指示解除を目指しています。
このうち、双葉駅西側地区の第1期事業区域のうち約4haを対象に、帰還者向けの災害公営住宅、帰還者・新規転入者向けの再生賃貸住宅、さらに周辺分譲宅地、商業施設、遊び場等の建設が計画されています。
当プロポーザルはこの事業設計業務の委託者を選定するもので、その要求内容には建築、土木設計の基本計画のみならず、エリアのビジョン、施設運営計画などのソフト提案も求められていました。

■ 計画概要
・所在地:双葉郡双葉町大字長塚字町西 外
・敷地面積:約4ha
・施設計画:災害公営住宅・32戸(帰還者向け住宅)、再生賃貸住宅・56戸(帰還者及び新規転入者向け住宅)、分譲地(住宅、店舗併用住宅または店舗等を想定)、集会所・2棟、人々が活動することが可能な空間や遊び場

■ プロポーザルでの提案概要
※令和2年3月段階の提案内容であり、今後、関係者との調整により改める場合があります。
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■ 再委託予定事務所
構  造:小西泰孝建築構造設計
電気設備:有限会社EOSplus
機械設備:MOCHIDA建築設備設計事務所
環境性能監修:株式会社松尾設計室
積  算:株式会社二葉積算

詳細につきましては、下記ウェブサイトを御覧ください。
福島県ホームページ:https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/41065d/futabaekinishikekka.html

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