2010.02.17

東京都中央卸売市場築地市場

IMG_2266.jpg

 
大変混雑していました。
滑りやすくもなっていました。
それに対してかなり気をつけました。
気がつけば髪がボサボサになっていました。


緊張と感動と興奮の中で、一生懸命を学びました。



IMG_2264.jpg



地図もない
知り合いもいない
長靴じゃない
し、カゴがない


なんだかよくわからない
からひとまずトラックの後を追った




IMG_2234.jpg



気がつけばすでに場内に入っていた


こんなにもセキュリティーが厳しい世の中で
身分を証明することから始まる社会のど真ん中の市場が
これほどまでに自由だなんて。。。

眠気を引きずっていたつま先が
もっともっと奥へ行ってみようと誘ってきた




IMG_2235.jpg



目新しいものが続く


興奮に混乱がまざって
行く先が定まってくれない
一杯の甘酒ぐらい身体にめぐらせてくれば良かったと後悔しつつ
とりあえず厚焼玉子を購入してみた




IMG_2239.jpg


矢のしるしがこの世界では通用しないことはすぐにわかった

大将も
板さんも
おかみさんも
新入りのあんちゃんも
トラックの運転手さんも
自転車をこいでる魚屋さんも
あの特殊な乗り物を乗りこなしすぎているおやっさんも

みんな頼りにしているのは自分の感覚だった

だからわたしもそうしてみることにした
でも感覚だけじゃどうにも不安だったので勘にも頼ってみた




IMG_2240.jpg



IMG_2245.jpg



IMG_2243.jpg



なんかもうじゃんじゃん写真とか撮ってる場合じゃなかった

本気で息をしている世界で
安易にシャッターを切れる余地はない
それよりも自分の呼吸を保つので精一杯


石畳に心臓の音が響く
こんなふうに生きていることを実感したのはいつ以来だろう




IMG_2247.jpg



IMG_2249.jpg



『不況』という二文字でコトが済む昨日と今日と明日
そんな停滞している流れの中で
この島は換気扇も回さずにいよいよ二酸化炭素に埋もれ始める


ただ、市場は違った

生命力が満月のように輝き満ちて
大切なものが欠けていなかった


ちゃんとそこには命があった






IMG_2250.jpg



IMG_2256.jpg



やがて色褪せるだろう写真は
この潔さを伝えきれない


だからといって傷む程の言葉は並べたくない


blogの中味はどうだってよくて


とにかくみんなに1秒でも早く市場に行ってほしくて
最小限にそう願って今日はそろそろ終わりにします




IMG_2257.jpg


IMG_2259.jpg


IMG_2262.jpg


IMG_2263.jpg



もうすぐ桜が膨らむ
花見の季節

『大量に酒を飲んで池にダイブして吐く』
その為に朝からレジャーシートを必死に敷いて
夜までひたすら場所取りしているのなら

色んなことを一旦やめて

なにはさておき築地市場へ


一生懸命な世界が
明日も変わらずそこに有り続けてくれている
君の命を続かせるために




(ユキ)