2009.10.20
ファッションスーパーカー
サトシです。自動車にファッションスーパーカーという名のカテゴリーがあることを皆様ご存知ですか?
量産車にない個性豊かなデザインを発信し続ける光岡自動車が企画したもので、「ファッションを楽しむように、自分の生き方やセンスを投影し、表現できるクルマ」を目指したという。
その一つがこの大蛇(オロチ)。
先日、環八沿いのショールームで実物を見たのですが、圧倒的なボディスタイリングに魅了されてしまいました。
大蛇をモチーフにしたデザイン画からスタートしたこのプロジェクトは、2001年の東京モーターショーでプロトタイプを華々しくデビューさせ、この時点で数十名から購入希望が寄せられるなどの大反響を受け、商品化が決定したという。
それにしてもこの妖艶なエクステリア、カッコイイです!
全身どこを見ても"蛇"ですし、舌がチロチロ出てきそうです。

ヘッドライトに刻まれた獲物を見据える鋭い眼。
低く構えたボンネットには、ヘビが持つ"第2の視覚"、ピット器官がデザインされています。
日本の神話に登場する伝説の生き物・八岐大蛇(ヤマタノオロチ)をモチーフにしているそうですが、『悪の根源』をコンセプトにする非常識さは、大手メーカーには決して真似できないでしょう。
それから、インテリアもカッコイイ!
「ドライバーとオロチが一体化した瞬間、エンジンには血液が注がれる。」というキャッチコピー。購買意欲をそそります。
また、「あたかも大蛇(オロチ)に飲み込まれて体内に入り込んだような有機的な造形は、直観的に人が馴染む空間と言えるでしょう。」って、ちょっと強引な気がしますが、見事な世界観を演出しています。
スーパーカーといっても、圧倒的なパワーや"乗り心地"を無視したような固い足回りを持っているわけではなく、あえて扱いやすいセッティングとし、日常的に使えるクルマに仕上げたという。
迫力のエクステリアとは対照的に控えめなパワー。
フェラーリやランボルギーニを好む層には受け入れ難いでしょうが、クルマもファッションの延長線上と考える私にとっては、興味深い企画です。
<サトシ>