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時間のフロッタージュ、という名の・・

てら

ぐんまけん出身。1年の3分の2を花粉症に悩まされ中。最近、運動不足気味のため、インドアでもいい運動ができるスポーツを模索中。おすすめがあればぜひ教えて下さい。


みなさま『フロッタージュ』という言葉をご存知でしょうか?

知らなくても、誰しも一度はやったことがあるかと思います。
凸凹するものの上に紙を置いてひたすら鉛筆等で上から擦る。
すると、紙の下にある凸凹を写しとれる、あれです。
これは絵画技法ひとつなのですが、私は名前を知りませんでした。

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↑↑会社の壁などでフロッタージュしてみました。こういった、よく小さい子が葉っぱなどでやっているやつ・・。


話は全く変わりますが、今年の5月頃『家づくり』という名で
購入した夢の戸建て(築30年)の我が家のDIY事情をブログにて書かせて頂きました。
それからすでに半年以上経ったつい先日、やっと重い腰を上げて新しい部屋の改修に取り掛かりはじめました。

取り掛かったのは、2Fのリビングスペース。
お金の関係上、2Fスペースはほぼ最低限の方法で変えていくことに。

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まずは天井。
天井を剥がして小屋裏を現しにしたところ、なかなかかっこいいかんじで梁やらなんやらが姿を表しました。

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これは嬉しい!!
けれども予想はしていましたが・・・小屋裏断熱材は全くのナシ。
断熱材を入れるか入れないか相方と議論しました。
屋根に断熱材を入れないということは、冬は寒く、夏は死ぬほど暑い。
そしてこの部屋は一番日当たりが良い部屋です。
ヨーロッパ等と比べて日本の住宅性能の遅れが問われ、向上するため住宅業界では様々な動きが出ているこの昨今。
我が家の結論は「小屋裏断熱材で隠すのもったいないね・・・。このままで行こう!!」でした。
行き当りばったり感が否めない・・。
エアコンのない我が家は来年の夏、この部屋で過ごせるのでしょうか・・・。
それはまた来年の夏のブログにて。

そして次に壁です。
クロスが一部めくれたりしている壁は、とりあえず全てクロスを撤去することに。
一生懸命クロスを剥がします。
ただ、全てを完全に剥がしきることは難しく、とりあえずできる範囲で剥がします。

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↑↑騒音が近所迷惑にならないように雨戸は閉じて作業をしています。

そして剥がしてから壁をどうするか、ここで相談タイム。
壁の仕上げ候補は、塗装・土壁・漆喰などなど・・。
様々な「やってみたい」がありましたが、2Fはあくまでも費用を押さえることが前提。
土壁や漆喰は塗装に比べて材料費がいくらかお高いのです。
私はこのクロスを剥がした状態も(人によってはただの汚らしい壁ですが)だんだん見ていると、見方によっては味に見える・・?
と思い、この上から塗装を提案。

ですが、相方は漆喰が捨てがたい。
また、塗装にするのであればこの上にそのまま塗装はちょっとな・・・。
せめて上から一枚下地ボードを増貼りして塗装の方が良いのでは・・?
そもそも塗装にする意義は・・・・etc.
なんて、相方が色々と悩みはじめたため、いったん話し合いは中断。

・・・・そして数時間が経過後。

いきなり部屋に入ってくるなり
「決めた!上から塗装で行こう!!」と何やらとてもいい笑顔。
その笑顔の理由を聞けば、どうやら名案が浮かんだ様子です。
なんだなんだと聞いてみると、概要はこう。

「現状の上から塗装すると、おそらく普通のボードを貼って塗装した場合とは違うクロス跡の凸凹や、色ムラが出る。
その質感というのは、そもそもクロスが貼られていたというこの家の歴史があったからこそ現れる質感であり、それはこの世に一つしかない表情である。
よって、現状の上に塗装でいこう。そして、この方法を『時間のフロッタージュ』と名付ける!」

時間の・・・?
ん??なんて??

初めにそれを聞いた私はちょっと理解が追いつかなく、二度ほど説明を受け、そこで冒頭の「フロッタージュ」という言葉を知りました。
おそらく小学校くらいに教わっているかもしれませんが、全く縁がなかったせいか記憶の彼方を掘り起こしても出てこないその言葉。
私には小学生が使う必殺技のように響いてきました。
「時を止めよ!!くらえ!!!時間のフロッタージュ!!」的な・・・。

そして心の中で「名付けちゃったか〜・・・。」と思いながら、『時間のフロッタージュ』作業にとりかかります。

ただし、これが予想以上につらい。
クロスを極限まで剥がした気になっても、上から塗装するとまだ取り切れていない部分がふやけて剥がれてきます。
クロスなので、当たり前なのですが、その度に「あ〜・・・」と。
そこで再度水を吹きかけ、やすりでひたすら削り、再度剥がして、塗装を一度塗り、乾いたら二度塗り・・・。
という作業を繰り返します。
これがまたとんでもない重労働!

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そして、実はまだ完成しておりません・・。
はたして、この『時間のフロッタージュ』という名の、重労働は終わるのか・・。
そして、この名前と重労働に見合う出来栄えになるのか・・・!?
乞うご期待下さいませ!!

↓↓まだ、『時間のフロッタージュ』中。現状はこんな感じです。フロッタージュ感出てますかね??
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