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壁構造を漫喫する

ザキサン

散策、宝塚鑑賞、各駅電車で寝る、カフェの隅で無になる時間が至福。ゆるーいケンチクをどう築いていくか、今日も頭の片隅で絶賛思考中。


こんにちは、ザキサンです◎
物件を決める時、壁構造って、ちょっと迷ってしまいますよね。
壁の位置変えたいなぁと思っても、構造だから撤去できませんし。
設計をしていても、あとちょっとずれた位置だったら、もう少し壁短ければ。。
と、もはや障害物扱いです。

先日竣工した物件も、壁構造でした。
漫画、インテリア、グダグダすることがお好きで、
おしゃれな漫画喫茶のような空間に暮らしたいという具体的なイメージをお持ちのお客様。
角部屋で明るく、立地も街の雰囲気も最高!!ではあるものの、ちょっと気のひく壁構造。
しかも、40平米台のコンパクト壁構造で、躯体壁でがっつり5空間の区切られている。。
ワンルームにしたいイメージもあり、この物件で理想の暮らしを叶えられるか、悩まれていました。

ネガティブな条件をポジティブに。
壁構造をトンネルに見立て、"トンネルをくぐって気分で居場所を変えられる漫喫"を目指しました。
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躯体壁のアーチの内側に木枠をおさめ、のっぺりとした壁ではなく額縁をくぐる感覚を演出しました。
壁一面、小上がり下のニッチ、雑誌ラックなど、どの部屋にも本が収納できるスペースがあります。
グダグダしていただけるよう、キッチンダイニング・洗面以外にはごろんと寝転べる小上がりを設けました。

各5空間ぱきっと世界を切り替えられるように、それぞれにテーマカラーを決めました。

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一番南側にはインナーテラス。爽やかなイエローをアクセントに、
床の淡いモザイクタイルや天井の藤棚にグリーンが飾られる、通称・ビタミン部屋です。

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赤いカウンターが目を引くキッチンダイニング。
スペースが手狭になるので、使わないときは折りたためるダイニングカウンターを作りました。

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寝室は真っ青でしんとした深海部屋です。白い腰壁の上にも本や小物を置けるように。
紫の部屋はシアタールーム。小上がりの上にプロジェクターを設置し、大きなスクリーンで映画を観ます。
サニタリーの壁タイルには、シンプルながら朱色の目地でアクセントをつけました。

コンパクトながらも、気分によって居場所を変えられる住まいができました。
お客様にも漫喫な暮らしを満喫していただきたいです。

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おしまい





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