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赤裸々上映中

手が2本、脚が2本伸びており、着物と間食をこよなく愛する。 主食はかりんとう。好きなおやつは芋けんぴ。豪快に笑う習性をもつ。


クイーンにホイットニーヒューストン。最近大物ミュージシャンの生涯を映画化するのが流行っているんでしょうか。
『ボヘミアン・ラプソディ』から最近立て続けに見た、クラプトンのドキュメンタリー映画について。(ネタバレありです)


『エリック・クラプトン〜12章節の人生〜』。
「自分をあまりに曝け出しているから、観るのは心が痛かった」と映画完成後にクラプトンが語ったそうですが
言葉の通り。本当に赤裸々な映画でした。

『ボヘミアン〜』ではセクシャルマイノリティ、裏切り、エイズ、という逆境が
非常にドラマティックに克服されるストーリー展開が好演され大評判ですが、
クラプトンの映画は、全然ドラマティックじゃない。

若い時のクラプトンは美しいし、才能に溢れているし、それなりに愛されているし、モテている。
それなのに色々な局面で、アイデンティティの衝突を経験し、精神を拗らせてしまう。

その落ちていく様が非常にダサい。。。
コカインを鼻から吸引し、カメラに向かって恍惚とだらし無い表情を浮かべる。(誰が記録してたんだろう、、と思わせる)
酒の入ったグラスを片手にステージに登場し、ファンに意味不明な暴言を吐き、喧嘩を売る。
何年も恋い焦がれ、手に入れたくて悩み苦しんだ女性を親友から寝取った後も、薬物やアルコールに溺れ、依存症を克服できない。
挙句、それでも辛抱強く、側に居続けた女性を裏切り、呆気なく、別の女と子供を作る。

面倒臭いし、自分勝手だし、自己完結に満ちていて、
見ている側としても共感できない部分も多くて釈然としない。
それでもギターの演奏は最高だし、着実に生まれる名曲の数々・・・

綺麗な一本線では描けない、人間臭い物をお好みの方は、ぜひ観に行ってみてください。





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