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幸福な時間

ザキサン

趣味は写真、散策、時折宝塚鑑賞。声が低い上、喋るペースがややのんびり。人がゆるーく脱力できるスペースをどう築いていくか、今日も絶賛思考中。


こんにちは、ザキサンです◎
戸建内覧会を行いました。

東村山、約築50年。おばあさまから引き継いだお家は、
一階の大きな家型、二階の小さな家型を積み上げたような外観。郊外特有の広いお庭には、柿とたわわな梅の木。
味わい深い木サッシの窓。既存の状態から魅了がたくさん詰まったお家でした。

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ようやく、お客様と職人さんと、じっくり丁寧に作ったお住まいの内覧会を
お客様のご厚意で行うことができました。
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空間を構成するものたちはシンプルながらも、一つ一つ物質の重さや密度が
感じられるものばかりです。
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設計のファーストコンセプトでもあった、暮らしの彩りを受け止める
おおらかな「お皿」を目指したリビングダイニングは、広く、シンプルながら、どっしりと。

モルタルカウンターとステンレス機器によるキッチンも、個で見るとパンチがあるものの
ちゃんと奥の方で腰を据えている印象です。
スチールサッシは押縁が細いので透明度が高く、デッキとフローリングが連続した
庭がリビングの延長のような感覚になります。
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写真右側が増築部分。ガレージをつくりました。
将来ギャラリーを想定したり、アトリエみたいに使ったりなど、
楽しみなお部屋になりそうです。
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サニタリーはリビングダイニングと対極に、リニアにおさめました。
ガラスモザイク、チークフローリングの艶感がまたリビングダイニングとのギャップを生み出します。
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二階は既存の木天井や土壁、木サッシを残しつつ、
障子を入れたり白壁を入れたり、電気配線の露出スイッチが生えてきたり、
いろんなものの混じり合ったちょっと不思議な空間です。結構好きです。
お皿的なテーマで始まったこのお家、改めて出来上がったものを見ると、
今思いついた言葉で言うなら、、異素材で修復しながら装飾する感じ、、金継ぎ、、?


建築写真は朝10時の光で撮るのがベストだと教えてもらったことがあったので、
この日は早朝から現地にきていました。朝の撮影の後もたくさん撮影しましたが、
西日が強い夕暮れ時も、木漏れ日がセクシーでいいものです。
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今回のお客様にお会いした頃から、祖母からもらう物質感あるアクセサリーや服が好きになるなど、
今思うと、お住まいづくりを通して影響を受けたことがたくさんあるような気がします。

そんなことを思いつつ、たっぷり光を浴び、重さのあるいろんな素材に囲まれている時間。
とても幸福な時間でした。

おしまい





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