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プチ断食の果てに

スギヤマ

音楽業界にて楽器テクニシャン、ライブ制作、A&R等プロダクション 時代の珍事件・失敗、トラウマを経ながら現BS不動産事業部Gマネ-ジャーに。不動産業務全般とファイナンシャルプランナーとしても活動。


私ごとですが、この歳になると朝昼晩の3食どころか2食にしても太ってしまう代謝の悪さったら=プリウス並の燃費の良さで本当に嫌気がさします。
だからといって中途半端に運動してもきっちり食べてれば体重も落ちない事も分かりました。
なので、苦肉の策として、最近朝も昼も食事をとらないプチ断食しております。
というのも生涯夕食だけは、好きな物を美味しくそしてたらふく食べたいので、、、。

断食してはや数ヶ月経ちますが、お腹がすいてると舌がなんでも美味しいと脳に伝えてくれるため
その至福食事時間が逆にやみつきになってしまってます。ほんと何でも旨い!

ただ、朝も昼も抜いて仕事をすると家に帰るまでに倒れそうになります。
会社から家路につくまで結構ギリギリなわけです。
なのでたまに家までもたない時は「ぶらり途中下車」ではないですが単純に「はらへり途中下車」
しちゃってちょっとしたグルメ探訪をいたします。
その場合のお店の選定なんかは、
「ミシュランガイド」はもってのほか、「Retty」や「ぐるなび」等の検索サイトに頼る事なく、
ただ単に感を頼りに適当に歩き、遅くまでやってる駅前の店に潜入するだけです、、、。
とはいえできるだけ昔からやってそうで且つお酒が無い店に行く事をルールとしてます。
東京の飲食店ってそれなりにでそれなりにだいたい美味いわけですが、
古ければ古い程安心の旨さが得られる。
とにかく古そうな店を探します。

先日も場所は伏せますが、胃の中も腸の中も、ついでに頭も空っぽな状況に陥り外出先からの帰路の途中
我慢ならずに某駅に途中下車。見つけたのは、うどん屋さん。古い、絶対に旨いと確信。

入店してみるが誰もいない
「すみませ〜ん」
だれも来ず。
「すいませ〜ん」みをいに変えてみる。
「すみませーん」いをみにもう一度かえてみたところでだれも現れず。
飢餓状態の自分なので言葉に力がはいらないから少し黙るも、あきらめる事が
できずに数分感ただじっと無言で待つと厨房の奥の休憩室らしきドアから男性が現れたのでした。
無言の職人かたぎ風のおそらく一人でやってる店主らしき人に案内されたのは、何故かカウンターの席ではなく、いかにもreserveという卓上用サインがおいてありそうな奥のボックッス席。
「クルーシオ」
おそらく「どうぞ」と言ったのだと思うのですが、あまりにも低く小さな声で呟かれたためハリ−ポッター呪文に聞こえる。

しかし、まあ待たせた事に悪びれないところに自信を感じる。
ふと時計をみるとラストオーダーギリギリだった事に気付く。どうりでお客さんがいないわけですね。
片付けに入ってた店主は少し怒ったかな?
だって「営業中」の看板あったわけだし、?こちらのモードは「腹ぺこ中」だし、遠慮せずに食ってやるぜ〜と気を入れ直す。

とはいうものラストオーダー時間がすこし気にかかり座るやいなや
「たぬきうどん一つ」
と何も考えずに注文をしてしまう。あらためてメニューをじっくりみると、「あ、定食もあるじゃん。」
本当はたぬきうどんなんて食べたくなかったのだが、店主がさ、、、。
そんな気を遣ってしまう弱気な自分を少し可愛くも思いながらも追い打ちをかけるようにお酒がおいてある事に気づく。
勝手に作り上げたMyルールをもう破ってしまった事にすこし心が沈む。
「まあ、うどん屋は良しとするか」良くわからない新たなルールを施行させる可愛い自分。

しかし相変わらずあの店主は何もしゃべらない。

そういえば「いらっしゃいませ」さえもいわれてないないけど、料理人だからそんな愛想は不要です。
私は接客サービスなんて求めてないです、その自信だけあれば十分です。
そのスタイルで何年も昔からやってきたのでしょうね。逆に惚れ惚れします。
はい、もちろん水もいらないです。旨いうどんは水で流し込む必要ないですから。必要であればこちらから頼みます。
心の中でぼやく。

店主をチラ見すること数分いよいよ運ばれてきたこだわりのうどん登場。見た目は関西風だし。
まあ、「おにやんま」や「つるとんたん」などの流行うどんなんて相手にもならない味でしょうね。。。

胃の中はほぼ0%。空腹は絶好のタイミングを演出する。いざ実食!

「づるづる、おっ! うん?  だしがうすっ! お湯? いろはす?」
そうだ醤油がすこしはいったいろはす?  あたまの中で、いろはすばかりよぎる。
そしてその上を揚げ玉がぷかぷかと浮かんでる、、、。
うどんは、くせもなく、こしもなく、味もなく。
ようやく手に入れた至福時間だったがどう転んでも食べれるレベルじゃなかった。断食の果てに残すという失態。

「780円 ナリマス」
御会計したときに気付いたのでした、その店主?がおそらく中国人で、日本語が片言しかしゃべれなかった事に。

歴史的にまずい店に遭遇。
逆にどうやって商売が続いてるのか?常連客はいるのか?ますます気になります。

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