こんにちは 菊です。
電気屋さんに行けば、見渡すかぎりLED、LED...
フィラメントが放つ暖かい光の白熱球は、いまやマイナー、
端っこに追いやられています。
だけど私、見つけちゃいました。
これ、何と、LED電球なんです!
思い起こせば数年前、設計職に就いて
初めての仕事は「店舗照明のLED化計画推進係」
たくさんのLEDのメーカーさんにお会いして
話を聞いて実際に光を見せてもらって...
その頃のLEDは、いくら電気代は安くなるとは言え
まだLEDの照明機器自体の値段も高くイニシャルコストも馬鹿にならなかった。
なにより白すぎたり黄色すぎたりで「素敵な光」では無かったし
電球に必ず付いてくる放熱板が、まだベストな形とは言い難かった。
※下のシルバーの羽根の部分が放熱板のところ
しかし、LED電球も着々と進化を遂げているようです!
見つけたのはSiphonというメーカーさんのもの。
これが、LED電球...!
ガラス全体で、放熱を可能にする開発の末、誕生したそう。
すごい!ほとんど見た目は白熱球!
実はまだ発売前らしく、Makuakeというクラウドファンディングで
予約販売中のSiphon。
白熱の光をこよなく愛するデザイナーの私としても、
実際の光を見てみなくては・・・と
投資を兼ねて、エジソンLED球を1つ購入しました。
来年1月の到着が楽しみです。
技術の進歩や、開発の工夫はとってもワクワクします。
しかしLEDが白熱球に近づけば近づくほど、
白熱球が絶滅の危機に向かうのかな、と思うと
ちょっぴり淋しい、秋の夜長です。