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家を買ってリノベーションしたら【前編】

あやこ


こんにちは。
不動産仲介のあやこです。

みなさん、春です。
春は物件探しを始めるお客様がぐんと増える季節。

そんな季節に
今日はわたしの「家を買ってリノベーション」体験を
赤裸々に綴りたいと思います。

普段からお客様の物件探しを担当させて頂いているわたしが
どういうプロセスを踏んでいまの暮らしに落ち着いたのか。
ご自身に重ねて読んで頂ければコレ幸いであります。

まずは背景としてプロフィールを。
20代後半の夫婦+犬1匹。
将来的には子供も2人くらいほしいなと思っています。

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ご存知の方も多いと思いますが、ペットを飼っていると
選べるマンションの選択肢がぐっと減ります。
でも大切な家族ですからそんなことにめげてはいられません。

当時は40m2の新築マンションの1室に居住。
主人が1人で住んでいたところに結婚してわたしが加わったので
わたしの物が入らず、物で溢れ返る生活。
これはいずれ住み替えが必要になるねということで家探しを開始。

で、わたしたち夫婦が掲げた条件が以下。
1、65m2以上
2、子育てを見据えてわたしの実家に行きやすいこと
3、古くても良いから管理体制に自信が持てること
4、眺望が良いとかルーフバルコニー付きとか何か+αの特徴があること
5、駅からなるべく近いこと

長く住むつもりではありますが
急な転勤や家族の事情で住み替えが必要になるかもしれません。
そのためにも立地にはこだわろうというのが夫婦の考えでした。

正直、こういう仕事をしていますので
以前から目を付けていたマンションがあって。
タイミング良くそこが売りに出て、夫婦揃って内見。
ちなみに公園に隣接していてパークビューなのが+αなポイント。
背伸びしないといけない金額ではありましたが、今後の自分たちへの投資!と
思いきって申込みを入れることに。

さあ、ここからが戦いの始まりです。

中古は申込みから契約までとにかく時間がありません。
でもここで調査を怠るとあとから大変なことになりかねない!
いつもお客様のために行うご契約前の調査を、足早に自分で行います。笑

まず竣工図の確認。
室内に壊せない壁が無いか確認を行います。
すると驚きの分厚さの構造壁を2枚発見!しかも水廻りが挟まってる!
これはプランに工夫が必要ね、と腹をくくります。
幸いLDKと居室空間に制約はそこまで無さそうだったのでOK。

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続いてリノベーション工事に関する制約を規約でチェック。
管理会社・管理人さんにも気をつけるべき点が無いか聞き込み調査。
うちのマンションの場合一部ブロック壁を使っている箇所があったのですが、
それを壊すためには第三者機関による「構造ではない」という証明が必要でした。
内装を壊さないまま調査可能だったので、これまた自分の知っている検査機関に
依頼して、数万円かかりましたがしっかり調査、無事にクリアできました。

そしてもちろんマンション自体の調査も怠りません。
内見の時にゴミ置場と駐輪場・駐車場、エントランス回りはチェック済み。
どこもきれいに整理整頓されていて、住民の方々の意識の高さを感じました。

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続いて法務局や区役所に足を運び、法的にクリアな物件か調べます。
接道はきちんとしているのか、用途地域はどこに属しているのかなどなど。
ここで分かったのは、このマンション、
建替えになったらいまより小さな規模しか建てられないということ。

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建替えってそう簡単に話しがまとまるものでもないし、
まして建物規模が小さくなるのであればますます難航するハズなんですが、
如何せん築45年近いマンションですから万が一のことは想定される訳で
ここも腹をくくらなきゃいけないポイントでした。

こうやって、ある事は安心し、ある事は諦め
何とか許容できそうだね、と夫婦間で話しがまとまりました。

そして忘れてはいけません、申込みから契約までに
住宅ローンの事前審査も申請しないといけません。
リノベーションにいくらくらいかけるのか事前に簡単な打合せをして、
設計図と見積もりを添付して申請を行います。
もちろんこの段階ではプランは決定していませんので、あくまでも予想の元。

ちなみに我が家はペアローンを選択しました。
築浅であれば住宅ローン減税が2人とも受けられてハッピーですが
古いマンションなのでその恩恵も無く。
単純に、悲しい事に1人だと借入希望額に届かなかったのと、涙
持分を持って「わたしの家でもある!」と言えるようにしたかったのです。笑

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ローンを組むときは良くご夫婦でお話しをされてください。
わたしはまだまだ働く気なので借入本人になってもいいやと思ったのですが
子供が産まれたら家庭に入る予定の方は将来的な負担にもなりかねないです。
もちろんローンを組まなくても奥様の貯金を購入に充てる場合は
総額に対して充てた金額分持分を持つ事ができます。

ハラハラしてたまらなかったローンの審査も何とか通過し、
いよいよ物件の契約です。
決して普段持ち歩かない額の手付金を現金で鞄に忍ばせ、
夫婦揃って契約の会場に向かったのでした。

ここから設計の話しも本格的にスタートするのですが
予想以上に長くなったのでリノベーションのお話しは後半で。笑

契約から1ヶ月後、ローンの契約も終えていよいよ物件の決済。
銀行に売主・買主・仲介業者・司法書士の先生が集まります。
必要書類に記入を済ませた後ローンが実行され、振込んだり現金を引き出したり。
鍵の引渡しを受けて決済は終了!
その後司法書士の先生が法務局で手続きを終え、晴れて物件はわたしたちの物に。

決済のあと、早速購入したマンションに向かいました。
これから内装が取り壊され、全く新しく生まれ変わる我が家。
マンションに着くまで土砂降りだったのに、この日を祝福するように
空に大きな虹が2本かかった光景を忘れられません。

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後半につづく


<文・イラスト あやこ>


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