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没頭・古寺巡り

手が2本、脚が2本伸びており、着物と間食をこよなく愛する。 主食はグミ。好きなおやつは雪の宿。豪快に笑う習性をもつ。


都です。

休みの日は家で涼みながらついつい無為な時間を過ごしがち。

こんなことではいけない、と思い立ち、寺に行くことにしました。

一人ふらっと訪れ、雑念や、まして高尚なこと等一切考えず、ただただ無心で庭で時を過ごす。

そんなおじいさんのような趣味がこの夏、またひとつ身に付きました。

というわけで、先日仕事のついでに訪れた京都。

大徳寺というお寺を巡ってきました。

この大徳寺は20を超える塔頭(たっちゅう)という小さな寺院が集合した大きなお寺。

その小寺院が建ち並ぶ様子はまるで一つの街のよう。

そして一つ一つの寺院に大変美しい禅の庭が設えられています。

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観光地化された他の寺院とは対照的で、常時拝観できるのは4塔頭のみ。

他の塔頭には特別公開の時にしか入る事が出来ません。

茶道とも大変関わりが深いお寺で

千利休の月命日である28日に毎月「月釜」という茶会が開催されています。

私が訪れた日も丁度この月釜が行なわれており、美しい夏の着物を来た人々を沢山観る事ができました。

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日本最小の坪庭として有名な「東滴壺(とうてきこ)」

一滴一滴が大海に繋がるという意味を持った庭。

屋根と屋根と数十センチの隙間から、帯状の陽射しが差し込む。

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瑞峯院(ずいほういん)にある「独坐庭」は作庭家・重森三玲の作。

大海原に打ち寄せる波に揉まれながら、雄々と独坐する大自然の活動を表現しており、

雑念を消し、落ち着いて、どんなことにも動じず座禅を組む庭という意味だそう。

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瑞峯院(ずいほういん) 茶室「安勝軒」

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中でも一番感動したのが「黄梅院(おうばいいん)」の庭。

青紅葉の天井に苔の絨毯。

チカチカと輝く緑、目がくらむほど美しかったです。





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